なんでもWikiWiki

何でもWiki化して共有した方がいい

最近仕事場でWikiが活発になってきた。掃除当番や、探し物などもWikiにして共有していこうと試みている。
Wikiは便利である。全員で共有できることはもちろん、誰もが編集できるというメリットがある。誰かが間違っている情報を載せれば、誰かが修正し、(しかも修正した人の名ものこるし)より質の高い情報になっていく。


梅田望夫の著書、「ウェブ進化論」、「ウェブ時代をゆく」の中では、Googleが全社的にプロジェクト内容やソースコード、また連絡代わりに書かれる社員のブログを共有していることが書かれている。それは「本当に優秀な人達が集まれば、徹底的な情報共有を行なうだけで、その人たちは最高のパフォーマンスを発揮する」というオープンソースの考え方に基づいている。
オープンソースは情報共有が最高のパフォーマンスを発揮することを証明する代表的な例である。


これからは組織において、情報共有がより大切になってくると感じる。その時代において、普段からなんでも(当然個人情報などは例外だが)Wiki化するような習慣を持った組織は力を発揮するだろう。また、現在は、「Google」、「ウノウ」、「サイボウズ」など、社員が書く有益な情報が書かれたブログが多く公開されているが、その内これがWikiにならないかと思う。そしてソースコードを公開するようになればTracのような形式で情報が公開されるかもしれない。と最近思う。