遅延評価勉強法についてふと思ったこと

勉強法については、最近のエンジニアは「遅延評価勉強法」をしているというエントリーを書きました。

日本の(というかはてな界隈)ハッカーはほぼ「遅延評価勉強法」をしている気がします。

遅延評価っぽくない人もいるのかも

しかし、最近また他のエンジニアに聞いてみたら、その人は「技術書ばかり読んでいる」と言っていました。
う〜ん。どっちなんだろう。基本から入るのか、やりたいことから入るのか。それとも、最初はやりたいことから入って、Webで見つけたコードとかを写経していじってみる。そうしていく内に深いところが知りたくなった時に本とかに入って行くのだろうか。


ってなことを考えている内に、ふと気がついた。
勉強は、「理論と実践のサイクルを繰り返す」ってのがコツで、理論が先か、実践が先かっていうのはそんなに重要ではないのかも。

なんで遅延評価の人が多いのか

それは、「技術の捉え方」に関係がある気がする。「アルファギークに会いに行ってきた」で紹介されていたエンジニアは一貫して「情熱」があるし、技術を一種の遊び(楽しむという意味で)としてとらえている印象を受けました。そして、この「遊び」というのが遅延評価につかなっていると思う。


もし、技術を「勉強」とか「仕事」とかとらえていたら、「ウェブの分野に必要な知識は、HTMLとCSSと・・・」ってな感じになって、HTML慣れてきたらサイト作ろうかなーってなってくる。
一方、「遊び」としてとらえていると、「うぉ!何かほーむぺーじ」ってかっこいいな。俺も作ってみてー!どういう仕組みで動いているんかな。なんか、「HTMLとかCSSってので構成されているらしい」。やってみよー!ってなる。


技術を楽しみとしてとらえている人は、「○○やりたい!」ってとこから入る。で、その実現方法を調べて習得して行く。しかも、「○○やりたい!」っていう目的が常にあるから「何でこれ学んでいるのか分からない」ってことにもならない。よって、ずっと勉強していられる。ストレスにもなりにくい。
まとめると、「遅延評価勉強法」自体が良い勉強法というわけではなく、「技術が心底好きで、いつも、○○やりたいぞ!って気持ちを持ち続けてる」ことが吸収力の源泉だった。で、それゆえに自然と「遅延評価勉強法」になるというだけだった。


「○○やりたい!」ってことが明確にないうちは、勉強しても楽しくないってことと、最強の吸収力は「○○やりたい!」っていう明確な目標から生まれていることが分かりました。
なんか、全然まとまっていなくてすみません(>_<;)