今までiMac の純正アルミキーボードを使っていたのですが、買って一ヶ月でRET が破損( ゚д゚) あのキーボードは薄すぎます・・・。個人的にはMacBook のキーボードが好きなのですが・・・。
ということで、新しいキーボードを購入。東プレのRealforce を買いました。しかし、そのままでは使えなかったので、Mac に対応させるための設定をメモします。
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: Personal Computers
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Mac ではWindows 用のキーボードがそのまま使えない
まぁ、結構キー配置違いますしね。最初にキーボードをつないだ際の挙動はこんな感じでした。
- Windows キーがCommand キー
- 右Control の位置にあるCapsLock はCapsLock として働いちゃう
- かな<->英字 の変換キーは効かない。「`」がタイプされる
- Space キーの右にあるかなキーでも変換できない。「a」がタイプされる
- まぁ、入力変換はCommand + Space で変換できるので、慣れれば困らない
- 日本語入力時に、"「"を押すと、"」"になったり、"@"を押すと"「"になったり、キー配列がずれる。アンスコとかバックスラッシュに至っては押しても何も出力されない
日本語入力時に記号を正しく打てるようにする
PSJ.keylayout を使います。無料で使えまし、Leopard でも問題なく機能してます。
リンク先から、PSJ.keylayout というファイルをダウンロードし、ライブラリフォルダに入れます。(システム>ライブラリ フォルダではないので注意)
すると、英字入力時のキーボード配列で「PS/2J」が選択できるようになります。これでおkです。日本語入力時も、記号が正しく入力されるようになります。
もし選択肢が出てこない場合は一回再起動してみてください。
Control キーなどの配列をそろえる
日本語入力が正常にできるようになったので、次はCapsLock キーにControl キーを当てたりすることにします。僕が行った設定は次の通りです。
- CapsLock キー => Control キー
- 左Control キー => Option キー
- かなキー => Comand キー
システム環境設定でも、CapsLock をControl に当てたりはできるのですが、右Control だけOptions にするとか、CapsLock にControl を当てつつ、左のControl キーをOption にあてるには、不十分です。
ということで、KeyRemap4MacBook を使うことにします。
KeyRemap4MacBook をインストール
KeyRemap4MacBook は、キーマッピングを細かく変更できるだけでなく、カーソル移動速度を速くできたり、Emacs(またはVim) ライクなキーバインドを通常のキー操作に割り当てられたりと、超便利なのです。Mac を使うプログラマには必須と言ってもいいかと。
インストールは、リンク先にあるパッケージをダウンロードすると、インストーラが付属されているのでそれに従えばインストールできます。簡単。
PCKeyboardHack をインストール
次に、CapsLock の設定と、かなキーをMac で使えるようにするため、PCKeyboardHack をインストール。
設定
まずは、システム環境設定から、PCKeyboardHack の設定を起動し、以下の手順にそって実行
- Enable CapsLock のチェックを有効に
- デフォルトでは、CapsLock がdelete(51) に当たっているので、それを62(Control_R)に当てる
- 一番左のセルに51 という数字が入っているので、そこをクリックして62 に変更すればおk
- Control_L でなく、R に当てるのは、あとでControl_L(右下のControl キー)をOptions に当てるため。CapsLock をControl_L に当てると、Control_L をOption に当てた際に、CapsLock にもOption が当たってしまいます
- Enable KANA を有効に
- これはデフォルトでCommand_R にあたっているのでこのままでおk
これで、CapsLock がControl キーとして、かなキーがCommand キーとして使えるようになりました。最後に、右のControl キーをOption に当てます。
システム環境設定からKeyRemap4MacBook の設定を起動し、以下の手順にそって実行
- Remap Control_L Key のツリーの▼を展開
- Control_L to Option_L にチェックを入れる
これで、右Control がOption に当たりました。これで、Mac でも快適にRealforce が使えるようになりました。
iTunes 用のFunction キーはQuickSilver で代用
他に設定するとすれば、Eject キー(デフォルトではF12 の長押しに当たっている)のRemapと、iTunes の操作系のキー(純正キーボードで言う、F7〜F12)の割当てでしょうか。
Eject はKeyRemap4MacBook で入れ替えられそうです。特に不便に思わなかったので入れ替えてはいません。一方、iTunes のキーの内、停止や曲送りのファンクションキーをWin 用のキーボードに割り当てる方法が見つかりませんでした。なので、QuickSilver のiTunes Module を使って対応しようかなと思います