エンジニアの未来サミットのメモ

今日はエンジニアの未来サミットをust でずっと見ました。申し込みをすっかり忘れてたのは残念(⊃д⊂)パネラーのメンツが超豪華だったのでぜひとも行きたかったな〜。
ということで、印象に残った部分のメモを書きますよ!

第一部:アルファギーク vs. 学生−エンジニア業界の過去・現在・未来,そして期待と現実

スーツだった人がギークになるには
  • 質問
    • 最初に入った会社でスーツとして働いていて、あるときギークになりたいと思った時にどうすればいいか
  • naoya さんのコメント
    • naoya さん自身もコードを本格的に書き始めたのは会社に入ってから
    • 技術がないと思ったことが全然できないと思った
    • 会社が終わってから毎日本読んで勉強していた
    • 勉強はとても大切

このエピソードにつては学び続ける意志は未来を切り開く - tomomii日記が参考になります。

  • 吉岡さんのコメント
    • 人に言われなくても思いついたらやっちゃうという姿勢が凄く大切。大半の人は、思いついても自分で手を動かしてみようとしない
今の会社だと技術面で成長できそうにない。どうすればいいか
  • 吉岡さんのコメント
    • それを人(会社)のせいにしてはいけない。自分の人生なら自分で決めるべき
    • 今の会社で無理だと思ったらやめるという選択もある
  • naoya さんのコメント
    • やめるという選択もある
    • 会社をやめて、半年くらい本読んで勉強して再就職してもやっていける
「作られた製品には興味があるけど、コードにはあまり興味がない」という学生さんの質問に対して
  • 学生さんの意見

結局人の役にたつのは製品であって、プログラムはただそれを実現する手段でしかない。なので、そこまで技術とかコードに興味はない

  • naoya さんのコメント
    • コード(技術)には興味をもった方がいいと思う

世の中を変えるようなプロダクトを作るには、技術に興味を持たないとできない。でないと、「技術によってこういうことができる!」っていう発想を出すことができないから。

「泥のように働く」というイメージについて
  • そもそも泥ってなんなの?
    • 自分の出した成果が評価されない

毎日毎日勉強しなきゃいけないとか、最初のうちはタスクばかりをしなきゃいけないとか、そういうのはどの業界も同じ。
でも、IT 業界では、自分が出した成果を評価される場面がなかなかない。「自分がどんなに成果を出しても全然評価されないのに働かなきゃいけない」っていうのを「泥のように」っていうっぽい。
※「泥」の解釈についてはパネラーの人の間でもそれぞれ違う意見を持っていた

  • ギークの人って、泥って思ってないよね

例えば、「Amazon.co.jp: 小飼弾のアルファギークに逢ってきた」にでてくるような人は凄い努力している。でも、本人達はそれを「泥のように」とは思っていない。

何故OSS なのか?
  • ひがさんへの質問
    • 仮に会社がひがさんのことを評価してくれていたら、ひがさんはOSS に行かなかったか
  • ひがさんのコメント
    • 行ったと思う

やはり、会社の中のコードだと、会社の中の人達にしか見られない。OSS ならもっと多くの人にフィードバックを貰えるチャンスがあると思った。

マネジメントも大切
  • 人(自分自身も含めて)力を引き出すのがマネジメントだから
エンジニア35歳定年説について
  • エンジニアをやっていると、プロジェクトをマネージメントしたい人もでてくる。その時期が大体35くらいで、35歳定年説はその人達から生まれた言葉なんじゃないのかな〜
  • 35歳までにどういう自分になっていたいかっていうビジョンは明確にもったほうがいい
感想

今回のセッションを見て思ったのは「かなり高いレベルで自立している」ということ。


弾さん、吉岡さんは「人のせいにするな!自分で行動しろ」ってことが意見の軸の1つにあった。マッチョ論と言えばそれでネタ扱いになってしまうのかもしれないけど、とても大切なことだと思う。「皆マッチョみたいに強くないよ!」っていう意見もあるけど、ここで言う「マッチョ」って素質というよりはトレーニングで身に付くもんなんじゃないかな〜。仮に、「自分で行動できる人」をマッチョというなら、マッチョでないギークっているのか疑問。自分をマッチョだと思ってないギークは沢山いると思うけど。


一方、先の2人のように意見にははっきりでなかったけど、ひがさん、naoya さん、nipotan さんも自立しているのは間違いない。


naoya さんは「今の会社では成長できないって思ったら、やめても問題ない」って言っていた。普通の人は「会社をやめる」というのは人生の中でも大きな選択なほう。でも、自立している人にとってはそこまで大きな選択ではないみたい。


前者の2人の方は意識的に自立しているような感じに見えた。後者の3人の方は自然体で自立しているという印象を受けました。「人のせにはしないぞー」とか意識しているというより、そもそもそういう発想自体がないような感じを受けましたた。「会社のせいだーくそー」ではなく、「今の会社では無理かもな〜OSS とか行けばもっと面白そうだぞ」といった感じ。

  • 要は、技術に対するモチベーションが凄い大切

第二部:エンジニア,デザイナーたちの“30代”の生き方・考え方−〜あのころの理想と今を熱く語る

20歳に戻れるとしたら、何をやっておいたらよかったか
  • コミュニケーション
  • 沢山の人に会う
    • 飲み会大切
      • 飲み会だと、普段は会えないスーパエンジニアと普通に話せる
      • ひがさんはこれから、月1くらいで飲み会を開くらしい。誰でも参加できる!ktkr丶(´▽`)ノ
  • 人がやってないことをやる
  • 英語
    • 英語はエキサイト翻訳でなんとかなるというIRC でのコメントもあった
その他
  • タスクは仕組み化して人にふる

以上、メモでした。メモなので僕のフィルターがかかっている部分がありますが、ご了承下さいm(_ _)m
最後に、イベントを運営して下さった技術評論社さん、このイベントの元になるblog を書いてくださったひがさん、それぞれの意見を述べてくださったパネラーの皆さん、動画配信をして下さったcoji さんに感謝致します。