自転車から成長法を考える

今日はふと、成長法について考えてみた。最近気になる言葉は、「習慣化」、すなわち「無意識化」である。勉強やトレーニング、その他よい行いも、習慣化してしまえば、本人にとって自然となり、楽しみながら成長していけるからだ。
その習慣化について、子供のころの自転車を思い出した。

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■自転車のように

自転車はあんなに難しかったのに乗れるようになった。
自転車の難易度は良く分からないが、ほぼ誰でも乗りこなすことができる。これは何故なのか。
思うにそれは、「成長と失敗が本人によって明確に分かる」というところに鍵があるかもしれない。これは、目標とするゴールと現在のギャップを明確に感じ取る事ができるということだ。


よって、あらゆることに対してこの状態に持っていければ、習慣化できる確率は物凄い高いといえる。逆に、マスターできないことは、成功や失敗を自分で完全に定義できないところにあるのかもしれない。
「なんとなく成功した」「失敗したっぽい」というような状態だから、何が原因で失敗したかも分からないし、成功した際のポイントも分からない。よって習慣化できないのだと思う。


ここから、習慣化したいことがあれば、その事柄に対し、「失敗と成功」を明確に定義し、常に、今と成功のギャップを意識できる状態にしておくといいと思う。
自転車は簡単だ。倒れれば失敗、走り続けていれば成功。つまり、「何をもって走り続けている=成功の状態を維持しているか」ということを明確にしておこう。


また、1つ良い方法として、「人に見てもらう」がある。自転車で言えば親だろうか。但し、ここでポイントとなるのは、その人にとっても、自分にとっても、成功と失敗の定義が限りなく近い、又は、相手の方がより正確であることだろう。