挨拶と感謝
勤め先の会社では、入り口で全員に向かって挨拶をする習慣がある。そのことについて、最近思うことがあった。
「あれ、挨拶する時って別に何も考えていないな〜」
そう。僕は、挨拶をする時、「おはようございます」と言葉を発するだけで、特に何も考えていなかった。その時、「じゃあ何のために挨拶するんだろう」とふと思ったのです。
考えた結果は、「挨拶とは感謝の意味がある」というものでした。
職場に来て最初に挨拶する。その瞬間は感謝の念をもつものだろうと思ったのです。職場に対して、そして、一緒に働いている社員に対して感謝を込めて挨拶する。帰る時には、職場や、遅くまで残っている社員に対して感謝すると共に、「お先に失礼します」と言うものなんだろうなと思いました。
そう気がついたとき、僕は最近の挨拶が適当だったことに気がつきました。コート来たままならまだしも、首からプレイヤーをぶら下げたまま挨拶などありえないことでした。
お客様にする挨拶も、結局は感謝なのでしょう。「来てくれてありがとう」「買ってくれてありがとう」という想いがこめられるべきだと思います。
「挨拶は形式から入って心に通じる」
のような言葉もありますが、まずは、根底に感謝の念がなければ、挨拶なんてほとんど意味ないだろうなと思ったのでした。