効率化の罠 〜MTGの失敗〜 会議

今日もMTGを行ったが、大失敗で崩壊寸前になった。ちなみにMTGの結果、


  ・成果が曖昧
  ・途中で2人で話したりしていて、他の人が蚊帳の外状態
  ・早く!という焦りがでる。


もはや最悪といえた。これは、効率化が裏目に出た。効率化は、「必要なことをするなかで、いかに
無駄を省いていくかというものである」。しかし、これが、時間を短縮し過ぎて、必要なことが決まらない
ようになってしまったら、それは効率化ではない。


その原因として、一回のMTGに内容を詰めすぎたというものがある。すると、理解するのが難しく、その
中で早く進めるので、消化不良となる。質が下がっては意味がないのである。


質の落とした効率化(今回の場合はMTG)は、次の様な弊害を生む。


  ・時間がないが、成果が必要なのでピリピリする
  ・明らかに焦りが見える。判断力が落ちたり、妥協しやすくなる
  ・時間を圧迫されることにストレスが溜まり、人の意見をきちんを聞かず、遮らざるえを得なくなる


こうなるなら、2回に分けたほうがずっといい。困難は分割する。1時間という区切りで分割する。
そして、1回1回のMTGでは絶対に成果を出す。消化不良にすると、それを取り戻すのに時間が
かかり、全体で見ると、2回やった時よりコストを食う。


また、MTGで気がついたことだが、長い話が多い。特に、誰かの意見を受け、「そうですね。だって・・」
と、同じことを言うのは絶対に行けない。後は、1回1回「じゃあ○○で××」ってことで、と、その人が
言ったことをほぼ100%繰り返すのは無駄である。確認なら完結に。特にこれを進行役がやるのは絶対
にまずい。


あと、進行役、聞き役でやってはいけないのは、「意見の途中で質問」「本来の議題以外の意見で
1分以上使う」だと今回は思った。進行役は常に時間を見なければ行けない。常に計算が必要。
ちなみに、僕が進行をする時にはタイムキーパーがいない(笑)なぜなら、自分が常に時間を見るからである。


「今はここで切るべきか、もう少し進めるべきか」は進行役が把握すべきである。なぜなら、進行役は、
会議のゴールを必ず達成させるという責務があるからである。
よって、全体の時間を考えて、逆算を常にしないといけない。「ここはもう少し話す。後のここで調節
することができる」と、常に意識して進行する。すると、確認のために繰り返して言う際にも端的に
言えるし、自分が意見を言う際には常に時計を見るようになる。
人の意見を短くする(遮る)のは、進行役として失格。まず自分が変わる。よって、自分の発言を極力
短くするのが大切である。進行役が話している時間が長いのもだめ。それなら1人でやっていればいい。


そのため、タイムキープを自分でやった方がいいのである。僕の場合は、
任せるのは不安。タイムキーパの立場に立てば、なかなか遮れないのが良く分かる。それなら、自分で
コントロールするのが最良。

リーダーは、皆の力を引き出す。ここは僕もできていなかった。反省点を全ていうのではなく、1人1人
で順番に回して、補足するくらいがいい。皆がアクティブに参加しないなら、それはMTGをする意味が
ない。報告会議でもそうである。アクティブに聞くことはできる。その場を創造してこそ進行役。